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昨日、今年1～3月期のGDP速報値が発表されました。実質成長率0.4％、名目成長率1.7％、名目家計最終消費2.0％と、とても良い数字でした。

このままのペースでの年率換算（約４倍にする）では、例えば税収に影響を与える名目成長率は年率7.1％で、税収は70兆円くらいを見込めると思いますし、消費も年率8.4％と力強く、旅行、外食、車、更にはインバウンドの影響もあり、内需が拡大しました。

日本の実質GDPは549兆円となり、消費が拡大している中での成長ですのでとても良い結果となりましたね。

それらを受けて、日経平均株価は3万円を超え、日本市場が終わった後の日経先物取引を加えると600円以上の上昇となりました。またTopixもバブル後最高値を更新して、日経225，Topix共に本日も続伸しています。

株価が上昇した理由は、海外に比べると悪材料が少なく企業業績の見通しが思ったほど悪くなかった事、そして日銀の金融緩和継続などを好感した海外勢が買っているようですね。

また、給与も平均で3.8％上昇（日本労働組合総連合会調査）していますので、失われた30年から脱出出来る兆しが出てきた結果となりました。