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2023.06.14
ゲムフォレックス出金遅延トラブル③
決済代行業者の持逃げについても疑問を持っています。
決済代行業者とは、その名の通り決済を代行してくれる業者の事で、わかりやすく説明するとクレジットカード会社とゲムフォレックスの間に入る会社になります。
顧客が使うクレジットカードは、VISA、master、AMEX、JCBなど様々で、決済をするには、それらと個別に契約を結ばなくてはいけません。すると管理がとても大変なので、一括して代行してくれる決済代行業者を使うという事です。
実際にはクレジットカードの他、暗号資産、銀行振込みなど様々な決済手段が1つの契約で完結するので、顧客は様々な方法で入金が出来て、ゲムも管理しやすかったという事です。
その決済代行業者が50億円の持逃げとはどういう事なのか?
まず50億という金額はとても大きく、ニュースになってもおかしくないレベルです。また、ゲム意外にも契約をしていた会社があるはずですから、それらが表に出てこないのも不思議です。
それから、出金遅延が発生してからサービス停止になるまでに6ヶ月間ありましたから、6ヶ月間支払いのない決済代行業者と取引を継続していたとは考えにくいですし、出金遅延の中、約1ヶ月間(決済代行業者がゲムに支払う期限)で50億円の入金があったとも考えにくいですし、12月に出金遅延の原因を不正取引と発表していた訳ですから、その時に既に問題になっていたなら事実を隠していたという事にもなりますし。
辻褄が合わない事だらけです。
しかも、もう1つの決済代行業者も10億円の支払いが滞り示談したとの事ですから、何とも腑に落ちません。
やはりこの内容も信憑性はとても低く、今回の出金遅延の主たる原因とは思えないですね。
更に付け加えれば、1400億円で売却しようとしている会社が50億程度で傾くのか?という疑問もありますね。