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2023.11.24
ディファンド・ザ・ポリスを振り返る
ディファンド・ザ・ポリスとは、「警察への予算を削減する」という意味で、2020年5月に警察が黒人男性を締め付けて死亡させた事件を受けて、予算の再分配を訴える運動の事です。
全米各地で様々な変革が行われていますが、その代表的なものが、カリフォルニア州の「950ドルまでの盗難は検挙しない」というもので、予算が削減された事により警察官が減り、一人当たりの負担を減らすための施策でした。
しかし、それにより窃盗が横行し、小売業大手のターゲットでは7店舗の閉鎖、ウォルマートやウォールグリーンも相次いで撤退するなど、住民の生活にも支障が出ています。その為、人口減少(人口流出)の一因にもなっており、自分達で決めた事が自分達を苦しめてしまっているようです。
因みにアメリカでは、盗難が原因と思われる損失が年間で13兆円あると言われており、その損失額は年々増加しています。コロナにより生活が苦しくなった事もあり、ディファンド・ザ・ポリスが更に盗難を加速させるのではないかと、危惧されているようですね。
それともう1つだけ付け加えると、アメリカでは軽犯罪を含めた貧困、精神疾患、薬物乱用などの社会問題に対処することにより、警察よりもはるかに効率的な犯罪抑止力として機能すると考えられています。
ですから、罰を与えるよりも更生させる事を重視する傾向があり、そういったところに予算の再分配をしたという事ですね。
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