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2025.04.25
マールアラーゴ合意とは?
マールアラーゴとはトランプが所有しているフロリダの邸宅の名前で、マールアラーゴ合意とは主要国の協調によるドル安誘の事を意味しています。85年9月のプラザ合意になぞらえてプラザ合意2.0とも呼ばれています。
実際にはどの様にドル安にしていくかは、各国の通貨当局が保有する短期の米国債を売却(自国通貨を得る→買うという事)し、それと同時に超長期債を買う事(事実上の交換)で、金利上昇を抑制しながらドル安へ誘導していくのが良いのではないかと言われています。
目的は、ドル安により貿易収支の赤字を是正したいという事と、政府債務を持続可能にする事によって、今まで通り金融市場を安定させ、また、世界の安全保障(世界の警察)も持続していくという事です。
欧州や中国からは理解を求められないのでは?と言われていますが、合意しない場合の報復として関税引上げ、米国債の利息から手数料を徴収、安全保障の傘からの除外などが考えられるとの事。
いずれにせよこれは政府からの発表ではなく、米経済諮問委員会の委員長個人が提唱したものですから、実現性は余り高くはないです。