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2025.06.03

34年ぶり、対外純資産がドイツに抜かれました

2024年末時点で日本の対外純資産は533兆円。前年比12.9%増(約61兆円)であったにもかかわらず、34年ぶりに2位に転落してしまいました。世界最大の債権国となったのはドイツで、対外純資産は569.7兆円にもなります。

ドイツは自動車産業を中心に、工業機械や化学などを含めた輸出企業が強く、貿易黒字を拡大させてきました。ロシア・ウクライナ戦争からエネルギー問題が重くのしかかる近年においても、貿易黒字は経常黒字の中核を担い、その他、強いEURを背景に海外への投資を加速させた事が、対外純資産を大幅に伸ばしたと思われます。

一方日本は、輸出で稼ぐ力が落ち、更には食料・エネルギーの輸入依存度が高く、昨今の世界的なインフレによる価格上昇により貿易収支が赤字となる年が増えてきました。デジタル赤字、円安も相まって、国力が相対的に弱まった事は否定できず、ドイツに抜かれたという事だと思います。

残念な事ではありますが、今後も日本はどんどん抜かれていくのでしょうね。