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2026.05.07

中東危機下での金融政策 欧州

欧州経済は、GDPギャップがマイナス圏に留まり、成長率が緩やになると予想されている事や、賃金上昇率が鈍化してインフレ率も低下していく事から、景気を刺激する為に年内利下げをするのではないかと市場は予想しておりました。

しかし、中東情勢の影響から物価高の可能性があり、利上げになるのではないかと予想されています。まさにスタグフレーションの懸念ですね。

通常であれば景気刺激の為の財政出動をするのが一般的ですが、欧州では財政ルールがあるのでそれは簡単ではないです。

更に、ECBの役割は物価の安定のみを主としてますので、一時的な雇用が失われても(インフレを抑えると賃金も上がらない.欧州はインフレの賃金派生率が高い)、財政規律を重視するルールから、仮に景気を押し下げても利上げが妥当という判断になると市場は見ています。

欧州は、中東情勢の悪化によって、各国の金融政策の中でも一番大きく変化するのではないかと予想されています。