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2026.05.30

高性能で危険なAI

AIは、イラン攻撃において、標的選定の優先順位づけに活用され今まで数日かかっていた膨大なデータ解析を数秒で行えるようになったそうです。最終的には人間が判断したそうですが、意思決定のスピードが飛躍的に早くなったとの事。

また、犯罪を効率的に行えるよう場所や時間の選定をAIが分析し、実際にアメリカでは銃撃事件が起きました。

アンソロピックが開発した、クロードミュトスは、セキュリティの欠陥を特定する事に際立って優れており、解析能力は、ほぼ全ての人間を上回ると言われています。セキュリティ対策として期待されましたが、サイバー攻撃に利用されるのでは?という理由から一般公開はされませんでした。

もし、未だ見つかってないインフラの欠陥が見つかり悪用されれば、電力、通信、水道、浄下水、金融や物流などあらゆる面に影響を及ぼします。その懸念に対して金融業界の動きは早く、IMF(国際通貨基金)は、5月にサイバー攻撃が起きる事を前提に対策を取るべきと各国に警鐘を促し、その対策もまたAIを活用するべきとしています。

オープンAIのサム・アルトマン氏はアンソロピックに対して、過度に危険性を煽って不安を助長するのはよくないと牽制しながらも、高度なAIモデルはアンソロピックと同じく限定的な公開としています。

自律型の性能がどんどん増す一方で、それを使う人間のモラルが問われていますね。