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2023.09.01

衰退途上国と言われる日本②

かつて安い労働力を求めて海外に拠点を作り生産していた日本企業ですが、今ではそれが逆転し、中国やASEANの国々が日本人を労働力として雇う時代になってしまいました。

しかし本当に危惧しなくてはいけない事は、労働力を買われている事ではありません。日本の技術が買われてしまう事です。

世界一の技術があったからこそ日本は大きく発展し、今もなお世界に誇れる国であり民族ですが、その技術が、技術者や研究者が世界に買われてしまうのです。

アメリカでは最低賃金が高い州だと20ドルにもなります。円換算すると約3000円です。1ヶ月の給与が80万円になり、その最低賃金ですら日本では高所得になるわけですから、能力が高く勤勉で真面目な日本人を最低賃金プラスαくらいで雇えるとなると、それは雇わない理由はありませんよね。

かつて日本は終身雇用を掲げ、企業が生涯をかけて人材の育成に取り組んできました。まさに人財そのものです。しかし、その人財がどんどん海外に流出しています(国内にいながら)

残念ながら止める術はありませんし、本当に崩壊が始まっています。

因みに、アパレル業界では、世界の工場と言われた中国で生産や縫製などを行ってきました。しかし今は、十分な賃金を払えず、人材の確保ができず撤退しています。

それどころか、アジア最貧国と言われているバングラデシュですら、賃金を払えず工場を撤退している企業が多いです。

今では、国内で、パートの女性が安い賃金で一生懸命働いています。かつての戦後の様な光景ですね。

経済力は発言力、発言力は国際影響力に直結します。日本の衰退は本当に止める事が出来るのか?どうしたら良いのか?誰もその道筋は提示出来ないようですね。

衰退途上国と言われる日本①