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2025.03.21
暗躍するCIA③

次のターゲットは南米チリ。世界で初めて民主的選挙で選ばれた社会主義政権でした。それまでアメリカの影響下にあった鉱山を国有化し、民間企業も国有化していきました。過去キューバの社会主義化もあり、この新政権誕生に危機感を感じていた当時の大統領ニクソンは、経済に悲鳴をあげさせろ!と命令し、国有化に反対するストライキを扇動していきました。
それにより経済活動が停滞し、極端な物資不足とインフレが起きました。そしてその不満を助長させる為、資金提供をしていた新聞社に政権批判を行わせ、抗議デモを誘発させていきました。
それでも政権は力強く国民から人気を集め3年経っても政権が交代する事はなく、軍事クーデーター(力ずく)により政権を奪いました。
その後、自由貿易、民営化、規制緩和を軸にした新自由主義経済を導入し、アメリカのシカゴ大学(新自由主義を唱えたフリードマン氏の元)で学んだチリの学生(留学生)を帰国させ、財務大臣、中央銀行総裁、経済大臣など重要ポストに就任させました。
外国資本が流入しチリの軌跡と呼ばれるほど経済発展をし、社会主義を転覆させ民主化に成功はしましまたが、そのやり方には問題があったかもしれません。この軍事クーデーターにCIAがどれだけ関与していたかは不明ではあるが、前日にはクーデターが行われる事を知っており、当日の作戦状況も全て報告を受けていました。
2022年、チリでは、行き過ぎた新自由主義を是正し社会保障の拡充を掲げています。新大統領は軍事クーデターに倒れたアジェンダ大統領の言葉を引用し、自由に人々が歩く大きな道を切り開こうと就任演説を行いました。
暗躍するCIA①
暗躍するCIA②
暗躍するCIA④
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