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2023.08.03

零戦の開発者達③

深海正治は海軍の技術士官で零戦の同調発射装置を研究していました。この装置は、高速で回転するプロペラの間から機銃を発射する装置の事で、いつどんなタイミングで銃撃しても決してプロペラには当たらないという精巧極まりない装置でした。

そんな深海は、戦後オリンパスで世界初の胃カメラの開発に取り組みました。

食道よりも細い管の中に、レンズやライト、フィルムなど、カメラの全ての機能を詰め込んだものでした。これは零戦の機銃の内部を検査する機械を参考にし、それを極限まで小さくしたものでした。

ガンの早期発見の為に役立つと、世界各国で使われるようになり、人の命を奪う零戦の機関銃の技術が、人の命を救う技術へと変化していきました。

技術者の想いは、本来こういうものに活かされるべきなんでしょうね。

零戦の開発者達①
零戦の開発者達②
零戦の開発者達④
零戦の開発者達⑤